
小川 龍一
SES事業本部 第5システム部 1課 課長
サービス事業本部 第1サービス事業部
2022年 中途入社(未経験)/エンジニア
直感で決めた化学系の工場というファーストキャリア
中学時代から数学と理科が得意で、先生の勧めで5年制の工業高等専門学校に進学しました。数学と化学を中心に学ぶ毎日でしたが、当時は「これになりたい」という明確な夢はありませんでした。
卒業後は、友⼈のお兄さんが働く化学系の会社にインターンへ。その会社の雰囲気がすごく良くて、「ここで働きたい!」と直感で入社を決めました。姫路の工場で5年間勤務し、周りの人にも恵まれて、楽しい毎日でしたね。
人生を変えたスノーボードとの出会い
会社に不満はなかったのですが、ある日、人生を変えるほどの「やりたいこと」に出会ってしまったんです。
会社の先輩に誘われて遊びに行ったスノーボードに、雷に打たれたような衝撃を受けました。そこからもう、どっぷりハマってしまって。夜勤明けでそのままゲレンデへ行き、数時間滑ってからまた夜勤へ向かう。有給も全てスノーボードのために使うほど、生活がスノーボード中心になりました。
寝ても覚めても頭の中はスノーボードのことばかり。そんなある日、「365日、スノーボードと接する生活がしたい」という想いが抑えきれなくなり、25歳のとき、勤めていた会社を辞めて長野県への移住を決めました。
長野では、スノーボードのインストラクターやコース整備の仕事に就きました。大好きなスノーボードに関わる仕事ができて、休みの日は自由に滑る。毎日が本当に充実していて、心から楽しかったです。

コロナ禍で芽生えた危機感
このままスノーボードと生きていく。そう思っていた僕に、大きな転機が訪れます。きっかけはコロナ禍でした。
僕がしていたアウトドア系の仕事は、お客様が来てくれて初めて成り立つもの。コロナの影響を真正面から受け、仕事が激減しました。この経験から、社会情勢に左右されず、「一生やっていける仕事はないか」と真剣に考えるようになったんです。そこで頭に浮かんだのが、エンジニアでした。
とはいえ、長野での生活も大好きで、すぐには決断できず、時間が過ぎていきました。でも、間もなく30歳になるというタイミングで、「未経験からエンジニアを目指すなら、今が最後のチャンスかもしれない」と覚悟を決め、転職活動に踏み切りました。
入社の決め手は「人」
最初は開発系のエンジニアを希望していましたが、LinuxやCCNAの勉強をする中で、ITの根幹を支えるインフラの仕事に強く惹かれるようになりました。
7社ほど選考を受けましたが、ソシアスの面接は他社と全く違いました。多くの会社が「何ができるの?」「いつから働ける?」といった質問ばかりだったのに対し、ソシアスは僕のこれまでの話や、これからやってみたいことを、本当に楽しそうに聞いてくれたんです。
スキルや条件だけでなく、“僕自身”に興味を持ってくれていることがひしひしと伝わってきました。
面接では、インフラエンジニアの良いところだけでなく、仕事の厳しい現実も包み隠さず話してくれました。その誠実さのおかげで、入社後のイメージが明確に持てたのも大きかったです。
そして何より、社長の人柄に惚れ込みました。面接の中で社員一人ひとりのことを楽しそうに話す姿を見て、メンバーを心から大切にしていることが伝わってきたんです。「ここでなら、なりたい自分になれるかもしれない」と強く感じ、入社を決意しました。

研修にも「愛」があると感じた
入社して、その直感は間違っていなかったと確信しました。研修内容、スケジュールの組み方、フォロー体制の全てから、「会社が僕たちを人として成長させよう」という「愛」を感じたんです。ふざけるときは思い切りふざけるけれど、やるときはやる。そんなメリハリのある社風も、僕にはすごく合っていました。
僕は、前の仕事が嫌で転職したわけではありません。でも、心のどこかで「自分を変えたい」という気持ちがありました。その気持ちと向き合い、自分の未来を真剣に考えたからこそ、ソシアスに辿りつけたのだと思います。
もし今の仕事や自分に少しでも迷いがあるなら、一度立ち止まって、自分と向き合う時間を持つことが大切です。
ソシアスには、自分以上に自分のことを考えてくれる社長や先輩たちがいます。少しでも気になったら、ぜひ一度話を聞きに来てください。