人と社風

安定を求めて飛び込んだITの世界。現場とチームを支えながら家庭も大切に

山﨑 愛梨沙

SES事業本部 第7システム部 2課 課長

サービス事業本部 第2サービス事業部

2021年 中途入社(未経験)/エンジニア

日本語講師からインフラエンジニアへ

大学では中国語を専攻し、卒業後は保険代理店での勤務を経て、日本と中国の両方で日本語講師として働いていました。

中国の大学に在籍して学生に日本語を教えていた2020年、コロナの流行により突然、仕事と住まいの両方を失ってしまいました。帰国を余儀なくされ、将来への不安から「安定した職に就こう」と考えるようになったのが、転職のきっかけでした。

帰国後は、取り急ぎ働き口を見つけるために派遣会社に登録し、建築系の会社で事務として働き始めました。そのかたわら、興味のあったIT分野の学習をオンラインスクールでスタート。Rubyなど開発系の言語にも取り組みましたが、「未経験から複数の言語を習得するのはハードルが高い」と感じたのと、パートナーが元々インフラエンジニアだったこともあり、自分も同じ道を志すようになりました。

「アットホームさ」と「未経験でも入れる安心感」に惹かれた

ソシアスを知ったのは、未経験からインフラエンジニアを目指せる企業を探していたとき、Wantedlyで見つけたことがきっかけです。リクルートページに掲載されていた社員の写真や紹介文からアットホームな雰囲気が伝わってきて、興味を持ちました。

面接でも、会社の良いところだけでなく、課題についても率直に話してくれたことで、「ここなら信頼できる」と思えたのを覚えています。

また、インフラはシステムに欠かせない分野であり、将来的にも安定したニーズがあることも魅力でした。未経験でも基礎から丁寧に教えてもらえる体制が整っていたことも、大きな安心材料でした。

イメージ通りの社風の良さと、手厚いフォロー体制

入社後も、入社前から感じていたソシアスへの印象は変わりませんでした。役職に関係なく「さん付け」やあだ名で呼び合う文化があり、全体的に明るく話しやすい雰囲気です。女性社員同士も仲が良く、女子会のような場もあり、業務以外の悩みも相談しやすいです。

研修終了後も教育担当の方が気にかけてくれたり、所属する部や課の上司がサポートしてくれたりと手厚いフォローがあって、未経験からでも安心して業務に入っていけました。月に一度の面談もラフな雰囲気で、業務のことからプライベートの雑談まで、幅広く話せる場になっています。

産休・育休を経て、お客様の金融系システムに携わる

入社1年目はお客様先での業務ではなく、社内の受託案件に取り組みました。具体的には、アカウント管理ソフトの導入や、特権アカウントの管理業務を担当していました。

2年目以降は、サーバーやネットワーク機器の入れ替え、ストレージの導入、端末へのパッチ適用など、様々なスポット業務を経験。3年目からはお客様先で働き始めて、オンプレミス環境からクラウド環境への移行プロジェクトに携わりました。

その後、産休・育休を取得し、2024年に復帰してからは、金融系システムのインフラ構築業務に従事しています。

自分で設計・構築した環境が予定通りに稼働すると、大きなやりがいを感じます。プロジェクトによっては数年単位で進行することもあるため、長期間取り組んだ仕事の成果を目にしたときには、喜びを実感します。

トラブルが起きても「まずやってみよう」で乗り越えてきた

これまでの業務の中で最も大変だったのは、お客様先でセキュリティインシデントが発生したときのことです。当時はセキュリティ部門に所属していましたが、インシデント対応のマニュアルが存在せず、対応の手順が何も決まっていない状況でした。

どの部門に何を確認すればよいかもわからない中で、何とかお客様の開発部門と連携しながらログの調査を行い、「自分がやるしかない」と覚悟を決めて乗り切りました。

現在は、同じような事態が発生したときに備えて、再発防止に向けたマニュアルの整備にも取り組んでいます。

ライフステージに合わせて、柔軟に働き方を相談できる環境

出産と育児にあたっては、やはり不安もありました。そんな中で、ソシアスの総務の方がご自身の経験をもとに、会社の手続き面のことだけでなく出産や育児に向けた心構えまで丁寧に教えてくださり、とても心強かったです。

妊娠をきっかけに、お客様先の案件から受託業務へ切り替えさせてもらいましたが、これも会社からの提案でした。家庭と両立しやすい業務内容を考慮して案件を選んでもらえて、週に2〜3日リモートワークもできているので働きやすく、とても感謝しています。

メンバーの個性に合わせたコミュニケーションを意識

入社してからしばらくは現場メンバーとして働いていましたが、上司から声をかけてもらったことがきっかけで主任に昇格し、その後は課長を務めています。メンバーと接するときは、それぞれの個性に合わせたコミュニケーションを心がけています。

11名のチームを率いる課長としての役割と現場での業務、そして家庭の両立というミッションがありますが、「まぁなんとかなるだろう」という気持ちで前向きに取り組んでいきたいと思います。

日々意識しているのは、「やらないことを決める」ことです。時間は限られているので、プライベートではスマホを見る時間を減らしたり家事の一部を必要最低限に調整するなどして、どうにか時間を捻出しています。

ソシアスでは、女性だからといってキャリアの選択肢が狭まることはありません。特に入社した当時は女性が少なかったこともあり、むしろ女性だからと周囲からの配慮や尊重を感じる機会もありました。

ソシアスは「コツコツ頑張っている人」がちゃんと評価される会社

管理職になるために、「特別なことをしなければならない」と考えている方もいるかもしれません。しかしソシアスでは、与えられた業務をコツコツとこなしていれば、きちんとその努力に目を向けてもらえます。日々の頑張りを認めてくれる会社だからこそ、チャレンジしたい気持ちがある方には向いていると思います。

私自身、未経験でこの業界に飛び込んできました。勉強しなければいけないことはたくさんあり、正直大変だと感じることもありますが、そのぶん得られるやりがいや達成感も大きいです。

一歩踏み出せば、想像以上に面白くて成長できる仕事です。ぜひ、一緒に楽しく学び合える仲間になれたら嬉しいです。

共に支え合い、成長していける仲間になりませんか?

充実した研修とサポート体制があり、未経験からでも安心して成長できます。
素直で誠実な人なら誰もが輝ける場所で、一緒に働きませんか?